最近読んだ本

海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年〈上〉 (塩野七生ルネサンス著作集)

海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年〈上〉 (塩野七生ルネサンス著作集)

海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年〈下〉 (塩野七生ルネサンス著作集)

海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年〈下〉 (塩野七生ルネサンス著作集)

都市国家でありながら、中世において東地中海全域に君臨し、1000年近くも共和政を守りながら繁栄したというベネチア
海の上で生きるしかない人々は合理性に徹するしかなかったと。

イラクは食べる―革命と日常の風景 (岩波新書)

イラクは食べる―革命と日常の風景 (岩波新書)

岩波&イラクねたということでお約束のパターンになるのかなと思ったが、意外と普通のイラクの食文化紹介本。
あと、新聞を読んでいるだけでは掴みきれたいなかったフセイン後のイラクの政治の流れも理解できたのでちょっとお得な気分。

人類進化の700万年 (講談社現代新書)

人類進化の700万年 (講談社現代新書)

人類が他の種から分離してから現生人類に至るまでの進化の歴史について分かっている(おそらく正しそう)なことをまとめた本。

人類は単一の系統に沿って順当に進化してきたわけではなく、他の動物と同じようにいくつかの種が枝別れしながら進化してきた。
(結局は現生人類しか残っていないが)
ネアンデルタール人やホモ・フローレシエンシスといった人類と現生人類は一時代を共有していた可能性がある、etc.