最近読んだ本のメモ

知っているようで知らない現代史

反転―闇社会の守護神と呼ばれて

反転―闇社会の守護神と呼ばれて

極貧→苦学して司法試験合格→東京地検特捜部の鬼検事→許永中をはじめとするバブル紳士や山口組組長の顧問弁護士→石橋産業事件で逮捕・実刑判決
という経歴の持ち主による自叙伝。
専門的な仕事をしていた人の回想録は大好きなんだけど、やはりかなりおもしろい。
バブルど真ん中でバブル紳士の顧問弁護士をしていただけに、当時の雰囲気とかもよくわかる。

マングローブ―テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実

マングローブ―テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実

某所で某氏が怒っていた、JR東の労働組合についての本。
週間現代で連載されていたものを加筆して本にまとめなおしたもの。
国鉄民営化前後の労働組合再編のながれ等を初めて理解。

滝山コミューン一九七四

滝山コミューン一九七四

1970年代前半を東京近郊の団地で過ごした著者による、当時通っていた小学校で行われていた学校改革の回想。